【ウマ娘】メジロブライトの性能を史実の能力と併せて評価する

文化
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ウマ娘の性能

今のところウマ娘界随一の長距離キャラクター。

固有スキルは速度が0.15m/s、時間が5~20s。時間は発動時のスタミナ量によって変動し、スタミナ1100以上で覚醒レアスキルの「泰然自若」と「不屈の心」を積めば、おそらく10s以上の継続時間が期待できる(「円弧のマエストロ」などは固有スキル発動後に発動する可能性が高くなる)。

0.15m/s×10s=1.5という数値は、ゴールドシップやマンハッタンカフェの0.25m/s×6s=1.5に並び、その継続時間の長さから終盤接続を可能にする。固有スキルの面だけで比較すれば、ゴールドシップのものより優れていると考えることができる。

ただし、発動条件はチャンミ(9頭立て)で4~7位となり、「泰然自若」に付随する0.15m/sの減速効果なども勘案すると、中盤速度スキルや賢さを相当盛っておく必要がある。このことから、ゴールドシップなどと比べて育成難易度は高いといえるだろう。

また、長距離だけでなく中距離でも、同じくらいのスタミナと回復スキルを積めば、当然のことながら相応の発動効果は見込める。しかし、中距離になるとよりパワーや根性、スキルの数の重要性が増してくるので、よっぽど余裕のある者でないとできない芸当となる。

史実の能力

スペシャルウィーク以前の長距離の覇者。

父はメジロライアン、母はレールデュタン。母の父はマルゼンスキー。快速馬として知られたマルゼンスキーは、子や孫にはその父ニジンスキーのスタミナを色濃く伝え、子には菊花賞馬のホリスキーやレオダーバン、孫には天皇賞馬のライスシャワーやスペシャルウィークといったステイヤーを排出している。

同世代には、中距離の覇者サイレンススズカ、マイルの覇者タイキシャトル、同じライアン産駒の女王メジロドーベルなど、各路線で覇権を握った歴史的な名馬がずらりと揃う。この中に入るとどうしてもブライトが地味に映るのは、98年秋以降、1つ下の「黄金世代」にことごとく敗れたためだろう。

とはいえ、京都大賞典(セイウンスカイ)でも有馬記念(グラスワンダー)でも、阪神大賞典(スペシャルウィーク)でも天皇賞・春(同上)でも、そのタイム差は0.1秒。異なる舞台で「黄金世代」とこれだけ渡り合えたのだから、時代が違えばタイトルが天皇賞(春)のみということもなかったはずである。

父ライアンと同様、クラシックでも勝ちきれなかった。どこか勝負根性に欠ける部分があったのだろうか。スタートが上手くなく切れる脚が使えなかったことも大きい。98年宝塚記念(11着)では大歓声に驚いたのか、ゲート内でひどく暴れてしまい、あわや大惨事といった失態を見せた。ゴールドシップどころではない。

ジリ脚なのに東京1800の共同通信杯を勝っているというのもゴールドシップとの共通点である。2頭とも年齢を重ねるにつれてよりスタミナ・パワー型になり、中山や阪神の長距離戦を得意にした。重馬場で施行された97年ステイヤーズSの圧勝ぶりを見ていると、イギリスやアイルランドで走る姿を見たかったという想いに駆られる。

ブライトとドーベルが予想外の活躍を見せたことにより、ライアンは内国産種牡馬のエースとして大きな期待を集めた。ブライトも種牡馬入り1年目は多くの繁殖牝馬を集めたが、受胎率が悪く、年々産駒の数を減らしていった。こちらは特別受胎率の良いゴールドシップとは正反対である。

ステータスの比較(参考)

メジロブライト

スピード800・スタミナ1200・パワー1100・根性500・賢さ500

セイウンスカイ(98年京都大賞典)

スピード900・スタミナ1100・パワー800・根性400・賢さ700

グラスワンダー(98年有馬記念)

スピード1000・スタミナ800・パワー1200・根性900・賢さ1100

スペシャルウィーク(99年天皇賞・春)

スピード1000・スタミナ1100・パワー900・根性700・賢さ1200

※賢さ=素直さ・気性など

(文=うまぴょい博士)

<筆者プロフィール>
小学生の時に現地で見たサイレンススズカの美しさに魅了されて競馬を見始める。ウマ娘は社会調査という名目の下、5月の上旬にアプリをインストール。なんだかんだとチャンミ無敗を継続中。