分析
◎⑦エポカドーロ(戸崎圭太)
父オルフェーヴル×母ダイワパッション(母父フォーティナイナー)
通算成績:2-1-1-0 コース適性:◎ 重馬場適性:○ 調子:◎ 騎手適性:◎
ダービーを最大目標とする有力馬が多いなか、この馬はここに重点を置いてきた感がある。土日の雨予報で馬場状態が稍重以上になりそうな点、有力馬に差し・追い込み馬が多く思ったほどペースが上がりそうにない点など、プラス材料も多い。もちろん父オルフェーヴルと同様、この馬自身、年明けから急激に力をつけており、ここをあっさり勝つようであれば二冠の可能性も。
○⑮ステルヴィオ(C.ルメール)
父ロードカナロア×母ラルケット(母父ファルブラヴ)
通算成績:3-2-0-0 コース適性:○ 重馬場適性:△ 調子:○ 騎手適性:○
普通に走れば、前哨戦のスプリングSの時のように、エポカドーロを差し切ることも可能だろう。距離も2000mまでなら問題なくこなせるはず。しかし、多頭数でこの外枠。一昨年のようなよっぽどのハイペースにでもならない限り、そのまま外々を回っていてはスペシャルウィーク級の馬でも勝てないのがこの皐月賞。いつもは慎重なルメールがどこまで思い切った騎乗ができるか。
▲①タイムフライヤー(内田博幸)
父ハーツクライ×母タイムトラベリング(母父ブライアンズタイム)
通算成績:3-2-0-1 コース適性:◎ 重馬場適性:◎ 調子:△ 騎手適性:◎
ブライアンズタイムは中山の舞台に強い。この皐月賞でも、ナリタブライアンはじめ4頭の産駒を送り出し、母父としても一昨年の優勝馬ディーマジェスティを出している。重馬場だった萩Sを圧勝したように、道悪適性もメンバー随一といってよい。前哨戦(若葉S5着)から調子も上向いており、人気を落としたここでこそ父ハーツクライの逆境の血も騒ぐ。
△②ワグネリアン(福永祐一)
父ディープインパクト×母ミスアンコール(母父キングカメハメハ)
通算成績:3-1-0-0 コース適性:△ 重馬場適性:○ 調子:△ 騎手適性:○
東スポのインタビューを読んでいても、ここで無理に勝ちにいく競馬はしなさそう。内枠もこの鞍上にはプラスに働かない。仕上げも緩い。それでも絶対能力があれば突き抜けることも可能なのだろうが、この馬にそこまでの大物感が備わっているかどうか。ここは3着くらいまでに突っ込んでなんとか格好をつけ、どうしても獲りたい本番(ダービー)で渾身の一発を……と。血統背景からも東京で狙いたい。
△③ジャンダルム(武豊)
父Kitten’s Joy×母ビリーヴ(母父サンデーサイレンス)
通算成績:2-1-1-0 コース適性:○ 重馬場適性:△ 調子:◎ 騎手適性:○
逆にこの馬はここで狙いたい。立ち回りの上手さから多頭数の中山は有利に運ぶことができる。距離も2000mまでなら大丈夫だろう。調教の動きも抜群。鞍上は過去2年の牡馬クラシック路線で、エアスピネルとダンビュライトというワンパンチ足りない馬で堅実な成績を残した。この馬も頭にくるイメージはどうしても湧かないが、最低でも掲示板は確保するだろうという安心感がある。
△⑭サンリヴァル(藤岡佑介)
父ルーラーシップ×母アンフィルージュ(母父アグネスタキオン)
通算成績:2-0-0-2 コース適性:◎ 重馬場適性:◎ 調子:◎ 騎手適性:○
エポカドーロと同じように、この舞台ベストでここに照準を合わせてきた。弥生賞の結果を見てもジャンダルムとの差は大きく縮まっている。父ルーラーシップから不良馬場大歓迎。今回は一発の魅力ある。
☆⑤キタノコマンドール(M.デムーロ)
父ディープインパクト×母ベネンシアドール(母父キングカメハメハ)
通算成績:2-0-0-0 コース適性:○ 重馬場適性:△ 調子:△ 騎手適性:◎
キャリア2戦で勝てるほど甘くはないだろう。身体もまだできていない。一発狙うならダービーで。
買い目
単勝:⑦ 500円
複勝:⑦ 500円
3連単:⑦→⑮→①②③⑭⑤ 各100円
3連単:⑦→①②③⑭⑤→⑮ 各100円
3連複:⑦-⑮-①②③⑭⑤ 各100円
合計:2500円