まず、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ』と『ポケットモンスター Let’s Go! イーブイ』のゲーム上の特質から見ても、『ポケモンGO』との連携は重要な要素になってくるとは考えられるものの、『ポケモンGO』をやっておかなければそれらを遊ぶことができないというわけではない。
そのうえで、『ポケモンGO』のジム防衛戦における理想的な配置という話に入っていくと、①ハピナス→②サーナイト→③ラッキー→④ピクシー→⑤カビゴン(ケッキング)→⑥メタグロス(ベトベトン)というような並びであれば、攻撃側がそのジムを避ける確率は高まるものと考えられる。
中級者程度の攻撃側のパーティを見ると、カイリキーが2~4体、カイリューが1~2体、そしてバンギラス、ライコウ、カイオーガあたりから1~3体といったケースが多い。その一方で、サーナイトやピクシーが苦手とするどくやはがねタイプまで手が回っていないことが多い。
①ハピナス…全ポケモンの中で断然の耐久力ナンバー1。おすすめ技構成はしねんのずつき×マジカルシャイン。攻撃側はカイリキーで応戦してくるケースが多い。
②サーナイト…カイリキーやカイリューが苦手とする。おすすめ技構成はねんりき×マジカルシャイン。攻撃側はここでカイリキーから交代せざるをえなくなり、大きな時間的ロスが生じることに。
③ラッキー…全ポケモンの中で耐久力ナンバー2。おすすめ技構成はしねんのずつき×マジカルシャイン。攻撃側は再びカイリキーで応戦してくると考えられる。
④ピクシー…カイリキーやカイリュー、バンギラスが苦手とする。おすすめ技構成はしねんのずつき×マジカルシャイン。攻撃側は侮ってそのままカイリキーで応戦してくる可能性も。
⑤カビゴン…全ポケモンの中で耐久力ナンバー3。おすすめ技構成はしねんのずつき×はかいこうせん(ベストはレガシー技のしかかり)。代替候補は耐久力ナンバー4のケッキング(じゃれつく必須)。攻撃側は三度あるいはそのままカイリキーで応戦してくるだろう。
⑥メタグロス…種族値が高く、軽減できるタイプの数も多い。耐性を持たないかくとうタイプのカイリキーに対しては、しねんのずつき×サイコキネシスの技構成で弱点をつくことができる。代替候補はかくとうタイプを軽減できその他の弱点も少ないベトベトン。攻撃側はこのあたりになると考えることをやめ、チョイスも適当になってくる。
なお、ゲームサイトやYouTubeでは、防衛側にシャワーズやミロカロス、ラプラスといったみず・こおりタイプのポケモンをすすめるケースが多いが、フシギバナやナッシー、サンダーやライコウといったくさ・でんきタイプのポケモンが増えた今となっては、それらのポケモンは初級者にも簡単に対応されてしまう。