都議選2017予想&結果

政治
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各党派予想獲得議席

 政党名  現有  角谷5/17  角谷6/21  鈴木6/22
 都民フ  5  40~45  41  43
 自民党  57  43~45  46  41
 公明党  22  23  22  22
 共産党  17  13  12  13
 生活ネ  3  1  3  2
 民進党  8  0~3  2  0
 日本維  1  0  0  0
 無所属  13  0  1  6

「週刊朝日」誌上と「日刊スポーツ」紙上に掲載された5月17日と6月21日時点での角谷浩一の議席予想と、「日刊ゲンダイ」紙上に掲載された6月22日時点での鈴木哲夫の議席予想。告知日の前日となる22日に、自民党の豊田真由子衆院議員による秘書への暴言・暴力行為がタイミングよくリークされ世間を大いに賑わしたが、もとより泥仕合の様相を呈しているなかこれがどこまで影響を持ちうるか。20日に都合の良い築地・豊洲両立案を発表した小池百合子都知事は、投開票日の7月2日まで疑問や批判にさらされ続けることになる。これにいかに耐えうるかが勝敗の分かれ目。

党派別投票先調査

 政党名  毎日新聞  朝日新聞  読売新聞  産経新聞
 都民フ  27%  25%  26%  24.4%
 自民党  26%  25%  23%  23.2%
 公明党  12%  6%  7%  6.7%
 共産党  13%  7%  8%  7.5%
 民進党  8%  7%  4%  5.8%

6月24日から25日にかけて実施された報道各社による党派別の投票先世論調査。

結果

都民フ 06→49(50)
自民党 57→23(60)
公明党 22→23(23)
共産党 17→19(37)
民進党 07→05(23)
生活ネ 03→01(04)
日本維 01→01(04)
無所属 13→06(57)

括弧内は立候補者数。告知日前日となる22日より自民党の豊田真由子衆院議員の絶叫音声が予想以上に繰り返し報道され、告知日後も安倍晋三総理に近しい稲田朋美防衛大臣の失言や下村博文東京都連会長の献金疑惑など、都政とは直接関係のない部分がクローズアップされたことで、小池百合子都知事は政策の一貫性や実効性、都知事としての資質を問われる機会を大きく減らすことができた。共産党は議席を2増やし民進党は2減らしプラスマイナスゼロだが、直前の予想からすれば大健闘。都民フの躍進はある程度予想されていたことから、都議選の結果がもたらす国政への昨今の影響度を考えても、自民党の損失によって最も利益を得たのは共産・民進勢力ということになるだろう。

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